年に一度あるかないか、それが今日ありました。
運動誘発性アナフィラキシーショック。
主に小麦を食べて消化が十分でない頃に運動するとアナフィラキシーショックを起こす、というもの。
ここ2,3年ほどは発症しておらず、もしかして治ったのか、とも思っていた。
ところが、今朝は朝8時過ぎに朝ごはんでチャンポンを食し、2時間も時間が経っていたので大丈夫だろうと出発。
すると、3㎞手前で少し異変が…。
いつもと違う汗が額に浮かんできたのだ。
さらっとしたというよりも、冷や汗に近い汗。
すぐに走行を停止し、近くの階段に座り込む。
みるみるうちに、手足や顔がむくんできて、呼吸がしずらくなる。
意識が遠のく。
座ることさえ困難で、ついには地べたに横たわる。
息をするのがやっとで、意識はほぼない。
倒れこんで30分経った頃だろうか、近くで女子高生らしき声がする。
おそらく2人組だっただろう。
「えっ、寝てんの?」
「えっ、息してる?」
「ねぇ、よだれ垂れてない?」
そう、顔もむくんで口をふさぐこと、唾を飲み込むことすらできないのだ。
しばらくすると、近くを通りがかったおじさんが来て、
「おじさん、大丈夫!大丈夫ですか!」
「救急車、呼びましょうか。」
と言い始めた。
おじさんから「おじさん」と言われると何だか腹が立つ。(おじさんであることに変わりはないことだが…。)
その頃は、ほんの少しだけ楽になってきて、力を振り絞ってこう言った。
「いや、大丈夫です。」
よだれは流れっぱなしである。
そこから10分ほどしてようやく座ることができ、しばらく座り込むことにした。
まさにターミネーター気分。
予備のバッテリーが起動し、一つ一つの動作を確かめながら、ゆっくりと起立。
一歩ずつふらつきながら足を前に進める。
結局、そこから3㎞近くの道のりを30分以上の時間をかけて何とか帰り着きました。
ということで、ランニングの報告というよりも今日はターミネーターの話になりました。
皆さん、健康には十分気を付けましょうね。
(追伸)
本当はビルドアップ走15㎞を行うつもりでした。
明日の朝、体調をみて、走るかどうか判断したいと思います。
お休みなさい。
カウントダウン
日南つわぶきハーフマラソンまであと43日
青島太平洋マラソンまであと64日
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